新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、ご愛顧・ご高配を賜り誠にありがとうございました。
本年もよろしくお願い申し上げます。
さて私事ではありますが、この年末年始に初めて座右の銘なるものができました。
介護事業部では、近江商人の「三方よしの買い手よし、売り手よし、世間よし」に感銘し、事業部理念に「多方善で最愛の仕事を成す」を掲げています。
多方には、三方を基本とし、それ以上の「よし」があるなら「その仕事、尚よし」、つまりは現状に満足せず、よい仕事を目指し、常に全力で挑もうという想いを込めています。
事業部の理念として掲げてからは、一つ一つの仕事に「自分の都合だけで仕事をしていないか？よしとは？善とは？」と考える機会が増え、仕事への向き合い方や仕事の質にも変化がありました。
特に昨年は多くの「よし」をもって仕事をすることで、充実感がこんなに違うのかと感じる一年となりました。
そしてこの年末に「一日一善」という言葉が目に留まりました。
ありふれた言葉で「一日にひとつ良いことしよう」くらいでしか心に留めていなかったので、まだ知らない深い意味があるのではと妙に気になり、インターネットで検索してみました。調べてすぐに出て来たのが、
【一日にひとつ善行をして、それを積み重ねるようにしなさいという呼びかけ】
・・・積み重ねてどうなる？・・それだけ？・・呼びかけ？
呼びかけであったことに驚き、笑いました。ただ妙に自分にしっくりきました。
何か自分に「答えを求めず、一日ひとつよいことをし、積み重ねなさい。一心に。それが生きるということ」と語りかけているようにさえ思えました。
それ以上は調べずに自分の座右の銘として深めていこうと決めました。
まだまだ「善」や「利他」が何なのかをわかっていない未熟ものではございますが、今年はこの出会ったばかりの座右の銘を胸に、買い手・売り手・つくり手・世間のために仲間と力を合わせ、一心に「よし」を１つずつ生み出し積み重ねていく一年にしていきたいと思います。
皆様にとって素晴らしい一年でありますよう心から祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
介護事業部 取締役部長 小田 直樹.
